『完成品』⇨『その途中』を売る意味。
日本において、「人口が減っている」ということは、当たり前の話ですが、「完成品を買う人が減っている」ということです。
ここで需要と供給を成り立たせようと思ったら、「完成品を売る人」を減らすしかないわけですが……SNSやらYouTubeやら何やらで、むしろ「完成品を売る人」は増えています。
つまり、「作り手一人あたりが売ることのできる完成品の平均数」が減っている。
「じゃあ、どうすればいいの?」と考えた時に、「完成品を買ってくれる人に、別のモノを買ってもらう」しかなくなくて、その時、作り手に残された打ち手は、“「プロセス」に価値をつけて売る”しかなくね?
僕の基準で美容師に当てはめてみた。
完全に僕の土俵である『カット』
僕の1回目の動画配信でもお伝えしているのですが、
お客様に対してカットしてstyleを作った時『キレイなシルエット』『可愛いスタイルができた』⇦これが『完成品』
これもものすごく大事な事だと思うのですが、
美容師だったら、美容師として最低限当たり前の事なのかなぁ。と思いました。
そしてこれ(完成品)を売ろうとするとかなりレッドオーシャン。(オーバーストア)
Instagramやらなんやら色んなSNSで完成品を並べるのは今や当たり前。
そうなってくると最初でも言ったように『買い手』が少なくなっているのに『売り手(完成品)』は増えている状態。。。
こうなってくると需要と供給としては辻褄があってないですよね。
じゃあ『途中』を売るよね。ってことで『カット行程』に価値を持っていくわけです。
これが今よく言われている『プロセスエコノミー』ですね。
しかも、色々調べているとここの『供給』が意外と少ない?(ぼくの地元ではなのかもしれない)『ブルーオーシャン』なんですよねー。
ってことで僕がこれから始めるのがYOUTUBEチャンネル『lien.new standard』
因みに、僕がカットで1番意識しているのが、
『そのお客様が今日帰ってから次回ご来店されるその間のお家でのお手入れやstyle作り
お客様の毎日の日常をどれだけ『想像』でき、そしてその上でstyleを『創造』する。』
これを常に意識するのとしないのとでは、お客様の満足のお声にかなりの違いが出るのかなぁと思います。
じゃあそのstyleはどうやって作るの?
このカット動画は最後までカットしてできたstyleを見せるというよりはカットしている『途中』を中心に伝えていきます。
あとはここに『価値』が付くかどうかですよね??
#まさに挑戦だわー笑
なぜここに『価値』があると見るか?
完成品よりも、プロセスの方が、世の中に存在している時間が少ない」
⬇︎
instagramのストーリーなんかがまさにその感じに似ていて。今(24時間)しか見れないという制限に『価値』が存在する。(だから最近は載せる側がタイムラインには載せずストーリーにばかり載せている傾向にある。そして、見る側もタイムラインは流して素通りしてでもわざわざストーリーを自分から見に行く)
『途中の行程のみ』=希少価値。
どの道八方塞がり(笑)
僕はここに絶対に『価値』はあると信じてbetします笑
こんな感じこちらでは『美容師/美容室』の可能性について深掘りしていこうと思いますのでまたよかったら是非お付き合い下さい。ではまた。
https://www.youtube.com/channel/UCakey6DyWrHJjOWnIbojIbQ